ドル売り加速・・｜相場五里夢中

米国の債務上限引き上げ協議の不透明からドル売り優勢のなか、米国内総生産（ＧＤＰ）速報値の予想より低調を受けてドル売りが加速。７６円台後半を付けて過去最安値（76.25）を窺う様相。

通貨ペア Bid Ask Change
米ドル円 76.87 76.88 -0.87
ユーロ円 110.57 110.59 -0.70
ユーロドル 1.4385 1.4387 0.0070

NY金はドル安で買い強まり一時1634.90と史上最高値を更新。
NY金：1628.30（+14.90）H(1634.90）L(96.51）1610.60）
NY原油：95.70（-1.74）L(94.95）

東京金：4,030（+4）H(4,053）L(4,025）
ガソリン：65,060（-450）H(65,560）L(64,620）



記事ひろい読み：http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-22452820110729
　［ニューヨーク　２９日　ロイター］　２９日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが対円で７７円を割り込み３月の円売り協調介入以来の安値に下落し、対スイスフランでは最安値を更新した。

債務上限引き上げ問題では、今夕、議会下院で野党・共和党のベイナー下院議長が提出した案が採決にかけられる予定。

米議会が債務上限引き上げで合意されたとしても、赤字削減策の規模が米国の格下げを回避するには十分でないとのシナリオは、市場はすでに織り込んでいると指摘。「米国が格下げられた場合、リスクへのエクスポージャーを限定し、ドルショートポジションの利益を確定する動きが予想されることから、ドル相場は上昇する」と予想。